2012/09/17

Profile

守谷敦

ピアニストである母の指導のもと3歳よりピアノを始める。リコーダーを濱田芳通、守安功、松浦孝成各氏に師事。東京藝術大学古楽科在学中から中世音楽に興味を持ち、卒業後スペイン・バルセロナのカタルーニャ高等音楽院に留学し、ペドロ・メメルスドルフ氏に師事。その後イタリア・ミラノに移りルネサンス音楽理論をミラノ市立音楽院でD・フラテッリ氏に師事しディプロマ取得。論文テーマはTorino J.II.9写本のテノール・ミサ。卒業演奏会にミラノのNuova Polifonica Ambrosiana財団の後援が付き、その後同プログラムはアオスタ国際オルガンフェスティヴァルに招聘され演奏会を行う。中世アンサンブルMetroMarinaの音楽監督として各地で演奏会を行い2009年ヨーク古楽コンクールファイナリスト。Ensemble Syntagmaのメンバーとしてもヨーロッパ各地で演奏会、録音を行っている。2010, 2012年度ミラノ市立音楽院にて中世音楽セミナー講師。2010年から日本での演奏活動も開始し、北とぴあ国際音楽祭2011の参加公演としてTorino J.II.9に収録された宗教曲を集めたプログラム「Lilium Orientalis」を主催し音楽監督を務める。2011年リリースのCD、Ensemble Syntagmaによる「Rosa e Orticha」での演奏が高く評価された。2012年に中世音楽アンサンブルMatelierを創設。バルセロナ在住。