2014/11/08

うろ覚え9世

今日やらなくちゃいけないことをリストアップしたらなんだか8項目くらいあった。
え!?なんでだ!?
まあ「ブログを書く」なんてのもリストに入れてるからなんだけどね(笑
活用しようと思ってなるべく更新してるけど、まだ書き慣れなくて中々筆が進まない。写真を撮って回るような習慣も無いからネタもすぐなくなってしまう。慣れたら10分くらいでスラスラと面白い記事が書けるようになったりするのかしら。

昨日の夜、ジャン・ド・ジョアンヴィル (1224-1317, wikipedia)が記したルイ9世の生涯に関する本について知人と話した。といっても中に出てくるエピソードを引っ張り出してきてそれを肴に酒を飲んでただけで(しかも双方うろ覚え)、何かまじめな討論をしたってわけじゃない(笑
ジョアンヴィルはルイ9世の重臣で十字軍にも同行した人物、この本には等身大のルイ9世が描かれている。なんというか、とても親近感の沸く歴史の本だ。

ちくま学芸文庫から全訳が出ていて(本データ-筑摩書房)、13世紀から14世紀初頭に興味がある人なら絶対に面白いはず。巻末に結構ボリュームのある当時の時代背景の解説も付いていて、これもまた面白い。西欧だけではなくもっと東側のことも背景として説明されていて、視野の広い全体的なダイナミズムがある。
でも筑摩にも在庫が無くてJunkuにも在庫なし、Amazonに出品されてるけど定価よりも高い。これは、この間の薔薇物語と一緒で実質絶版ということか。

うーむ・・・中世に関する本は需要が低いのかしら。。。



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